土砂災害防止月間
毎年各地で発生する土石流、地すべり、がけ崩れなどの土砂災害により、多くの人命、財産が失われていることから、土砂災害の防止および被害の軽減に関して、関心を深めていただくため、国は6月を「土砂災害防止月間」と定めており、市では、国や県などの関係機関と連携し、土砂災害に関する防災知識の普及と警戒避難体制の整備を促進するための取り組みを実施しています。市民の皆さまには、防災グッズの準備、ハザードマップによる危ない箇所や避難所の確認、気象情報や避難情報の収集など、「日頃の備え」と「早めの避難」を心がけるようお願いします。
主な取り組み
土砂災害防災訓練(避難訓練)
令和7年6月1日に市、消防署、消防団、警察署、自治会(自主防災組織)が参加し、防災行政無線による避難指示などの発令、避難情報発令時の避難行動の確認、関係機関との情報伝達及び共有など、土砂災害の発生を想定した防災訓練をおこないました。
本訓練を通じて、災害時の情報収集、伝達、共有方法、避難場所の確認など、今後発生が懸念される土砂災害に備えています。
防災講演会
令和7年6月1日の土砂災害防災訓練後に、風テラスあくねにおいて、松本大学教授でアクネ大使でもある尻無濱博幸氏を講師に防災講演会を開催しました。
災害においては「災害対策=災害対応」であると認識し、これまでの「非常時に備える」から「平時」と「非常時」を一体的・連続的に捉える必要があること、地域でできる防災計画を定めること、防災士制度を利用した防災知識と技術の習得が地域防災力の向上につながることを学びました。
演題
「地域での防災活動の現状と課題」
講師
尻無濱 博幸 氏
- 松本大学 総合経営学部教授
- 地域防災科学研究所所長
- アクネ大使
内容
- 気候変動による自然災害の増加や深刻化について
- 人口減少と少子高齢化による地域の在り方の変動について
- 共助の大切さについて
- 自主防災組織の取り組み事例 など
過去の取り組み
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
総務課 危機管理係
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐73‐1210
ファックス:0996‐72‐2029
更新日:2025年06月20日