青果市場跡地活用
主な経過
青果市場については、阿久根中央青果株式会社が昭和39年5月に設立されて以降、長年にわたり、青果物などの取り引きを通じて、本市の生産農家の支援の拠点として、地域経済の発展に貢献をしてきました。また、昭和59年からは、県が所有する現在の場所に移転し、同社が県から土地の占用許可を受け、屋根や事務所などの施設を設けて営業をおこなってきました。
しかしながら、生産者の減少や高齢化、大型流通店舗の営業などにより、農産物の入荷が激減し、この間、厳しい経営が続いていたことから、平成31年3月をもって営業を終了し、同時に青果市場としての役目を終えたところです。青果市場跡地や残存する屋根・事務所などの施設については、市議会からの要望を受け、市が活用の方向性などを検討することとし、令和2年度に、外部委員などで構成する検討委員会において、残存する施設は解体がやむを得ないとされ、令和2年度に工事が完了し現在の姿となりました。
一方、跡地については、市の財政の状況を踏まえながら、地域活性化に資する活用に向け、民間事業者と連携し、具体的な方向性を検討することとしました。

↑ 位置図

↑ 平面図
青果市場跡地活用の基本構想
市では、令和5年度において、青果市場跡地の具体的な整備・活用に向けた整理や検討を進めるため、青果市場跡地活用検討事業を株式会社まちの灯台阿久根に委託し、実施してきたところです。
この中で、市民参加型のワークショップや専修大学の学生によるフィールドワークなどを実施し、別添のとおり基本構想をとりまとめました。(専修大学の学生による活動レポートなども添付しますので、ぜひご確認ください。)
青果市場跡地の活用は、観光を基軸とした交流人口の増加や移住定住の促進、産業の振興につながる主要プロジェクトと位置付けており、今後においては、この基本構想の内容を踏まえ、事業提案の公募に向けた検討や関係機関との協議、調整など、引き続き、積極的に取り組みを進めてまいります。
参考資料:専修大学
青果市場跡地活用事業(調査報告書) (PDFファイル: 19.0MB)
青果市場跡地活用に関する全体説明会
「青果市場跡地活用基本構想」の内容を踏まえ、民間事業者などによる創意工夫のもとでおこなう跡地の整備・活用に関する事業公募に向け、次のとおり説明会を実施しました。
説明内容
- 「青果市場跡地活用基本構想」の内容
- 今後における市の取組方針
青果市場跡地活用説明会資料(令和6年5月24日開催) (PDFファイル: 876.4KB)
青果市場跡地活用に向けたサウンディング型市場調査
青果市場跡地を活用していただく事業者については、公募型プロポーザルにより選定することとしています。公募型プロポーザルの実施に当たり、活用アイデアの収集や、参入しやすい公募条件の設定などを目的として、事業者から広く意見、提案を求めるため、サウンディング型市場調査を実施しています。
サウンディング型市場調査とは(PDF) (PDFファイル: 390.1KB)
第1回
内容
- 「青果市場跡地活用基本構想」の内容
- 今後における市の取組方針 ほか
アーカイブ配信
第1回市場調査(令和6年6月28日開催)(YouTubeリンク)
第2回
内容
公募型プロポーザル実施要領(案)の確認・意見聴取
アーカイブ配信
第2回市場調査(令和6年8月8日開催)(YouTubeリンク)
第3回
内容
公募型プロポーザル実施要領(案)の確認・意見聴取
アーカイブ配信
第3回市場調査(令和6年9月25日開催)(YouTubeリンク)
注意:投影資料の共有が正常におこなわれておりません。ご了承ください。
公募型プロポーザル企画提案書
青果市場跡地の活用事業者を選定するため、令和7年3月25日(火曜日)に応募事業者による企画提案書のプレゼンテーションおよび外部有識者などによる選定委員会を開催しました。審査の結果、「株式会社ケイオーホテル企画」が優先交渉権者として決定しました。
企画提案書のうち、整備の方針、施設のイメージ図などを次のとおり掲載しますので、ぜひご覧ください。
青果市場跡地活用事業公募型プロポーザル企画提案書 (PDFファイル: 5.2MB)
注意:今後、市と事業者との協議などにより、企画提案書に示す施設のイメージ図から変更が生じる場合があります。
- この記事に関するお問い合わせ先
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企画推進課 企画政策係
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐73‐1214
ファックス:0996‐72‐2029
更新日:2025年04月10日