地域マイクログリッド事業(地域内再生可能エネルギー活用モデル構築事業)

更新日:2024年06月20日

事業の経緯

二酸化炭素をはじめとした「温室効果ガス」は、工場などだけではなく、人の日常生活からも排出されています。

このガスは、世界的な平均気温の上昇、豪雨・猛暑などの気象災害の原因とされ、排出量の削減に向けて、全国で取組が進められています。

このことについて、本市としても「再生可能エネルギーの活用推進」「地域の脱炭素化」「防災力の向上」を図ることを目的として、令和3年9月2日、株式会社トラストバンクと合同会社トラストバンク阿久根および市で包括連携協定を締結し、同時に2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

包括連携協定の概要

ゼロカーボンシティ宣言

ゼロカーボンシティ宣言の詳細については、次のリンクをご確認ください。

事業の概要

「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取組の一つとして、市役所と番所丘公園に太陽光発電施設を設置し、市役所をはじめとした6つの施設を自営線でつなぐことで、二酸化炭素の排出量を削減するとともに、平常時における給電と災害時の大規模停電に備える防災力の向上を図ります。

太陽光発電設備の写真

▲阿久根市役所太陽光発電設備完成図

▲番所丘公園駐車場太陽光発電設備設置完成図(第1駐車場)

▲番所丘公園駐車場太陽光発電設備設置完成図(旧グラススキー場)

▲阿久根市民交流センター(風テラスあくね)蓄電池設備設置完成図

事業の効果

事業の効果

工事のスケジュール

工事のスケジュール

可能性調査検討委員会

この事業により整備される太陽光発電設備と接続先の公共施設の需給バランスに関する調査のほか、地域新電力会社設立の適否などに関し、専門的かつ総合的な立場から検討をするため、外部の有識者による可能性調査検討委員会を設置しました。検討委員会の資料や議事録などについて次のとおり公開しますのでご覧ください。

阿久根市地域内再生可能エネルギー活用モデル構築事業に関する可能性調査検討委員会の検討内容

調査報告書

検討委員会における審議を経て、市における地域新電力会社の設立などについて、次のとおり報告書がまとめられました。
市では、ゼロカーボンシティ宣言の実現に向け、地域の脱炭素化の推進主体としての役割を持つ地域新電力会社を設立するため、引き続き協議・検討をすすめていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画推進課 企画政策係
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐73‐1214
ファックス:0996‐72‐2029