株式会社博報堂プロダクツとの地域活性化包括連携協定
協定締結の経緯
市では、市政を運営していく上での最上位計画である「阿久根市まちづくりビジョン(第2期総合戦略)」を令和元年度に策定し、令和2年度から令和6年度を計画期間と定め、市の将来像である「帰ってきたくなる 行ってみたくなる 東シナ海の宝のまち あくね」の実現を目指すため、各種施策を着実に進めているところです。しかしながら、昨今の国際情勢の不安定化に起因した物価価格の高騰などにより、市民生活に与える影響は今もなお大きく、また一方で、少子高齢化、人口減少に直面する中において、地方の活力維持、地域の活性化は喫緊の課題であります。このような中においても、自治体として、地域の活性化に向け持続的な取り組みを強化していくことは重要であり、このたび株式会社博報堂プロダクツから協定の提案をいただき、これらの課題解決に向け、連携して取り組みを進めていくこととしました。
協定締結の趣旨
具体的な協定項目としては、移住定住の促進、産業の振興、住民サービスの向上などを掲げているほか、この協定の特徴的なものとして、ブランディング手法を用いることを規定し、今後ワークショップなどを通じて、阿久根市のブランドイメージ(他とは区別できるもの)を作り上げ、それに対する信頼と共感を得ることによって価値を生み出し、効果的な施策につなげていくこととしています。市としては、今回の協定を機に、同社が有するノウハウなど専門的な知見もいただきながら、本市の情報発信力の強化を図ることも目的としています。
プレスリリースデータ(博報堂プロダクツ) (PDFファイル: 1.4MB)
住民アンケートの実施
協定に基づく取り組みの第1弾として、地域活性化に向けた効果的な施策を検討・展開していくため、定性調査として、住民アンケートと住民インタビューをおこない、阿久根市のブランドイメージ(コンセプト)を確立することとしています。
このうち、住民アンケートについては、年代別に無作為抽出した2,800人を対象として、市民の皆さまが感じている阿久根市の良い点・好きなポイント、反対に不満や不安に感じている点を把握することを目的として実施しました。
阿久根市のブランドづくりに関する住民アンケート (PDFファイル: 2.4MB)
住民アンケートなどの結果
住民アンケートと住民アンケートの結果について公表します。皆さまからいただいたご意見などをもとに、引き続き、より良いまちづくりに向けて取り組んでまいります。
住民アンケート報告書(別紙) (PDFファイル: 3.5MB)
ブランディングワークショップ
協定に基づく取り組みの第2弾として、職員自ら市のブランドコンセプトを導き出すことにより、市の向かうべき方向性を自分事としてとらえることを目的として、ワークショップを開催しました。詳しくは次の資料をご覧ください。
開催日:令和6年3月27日(水曜日)
報告書:ブランディングワークショップ報告書(PDFファイル:11.5MB)
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企画推進課 企画政策係
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電話番号:0996‐73‐1214
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更新日:2024年07月12日