阿久根市学校施設等長寿命化計画

更新日:2021年03月08日

本市の学校施設(小学校、中学校)は、昭和40年代から60年代にかけて建築された建物が多く、中には昭和30年代に建築されたものもあります。このため、校舎および屋内運動場の合計棟数52棟のうち30棟が新耐震基準前の昭和56年以前に建設されたものであったことから、これらを対象に平成19年度から耐震診断をおこない、診断結果に基づいて耐震補強・大規模改造工事を実施してきました。しかし、耐震補強が不要であった建物についても、建築から長い年数が経過し建物の老朽化や、設備の不具合などもあり、教育環境の改善を図るためには、建替えあるいは大規模改修が必要となっています。一方で、施設の建替えや大規模改修には多額の費用が必要になると考えられ、厳しい財政状況の中、学校施設の整備だけを集中的におこなうことは困難であり、財政運営に大きな影響を与えることから、計画的な施設整備をおこなう必要があります。こうした中、文部科学省では、「学校施設の長寿命化計画策定に係る手引」を公表し、単なる更新のための改修・改築ではなく、施設を長い期間、有効利用できる長寿命化改修への転換、計画的な維持管理に向けた中長期計画の策定・実施の考え方を示しています。これらを踏まえて、阿久根市学校施設等長寿命化計画を作成しました。

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