市長の活動報告(令和6年5月)
地域おこし協力隊着任 | 令和6年5月1日
5月1日付けで長野県出身の齊藤詩織さんを新たに地域おこし協力隊に任命しました。齊藤さんは、移住定住・空き家利活用のための相談業務などに当たります。
齊藤さんのメッセージ「現在、阿久根市には多くの空き家があります。私は、空き家は利活用できる場所で、貴重な財産だと考えています。そんな阿久根の財産を活用し、移住定住促進につながるよう、活動に励んでいきます」。

放置竹林の竹を使ったイカシバ設置の取り組み | 令和6年5月1日・2日
放置竹林の解消を図ると同時に、阿久根近海のイカ類の増殖を図る「竹製イカシバ」の設置作業が、5月1日、2日に行なわれました。イカの産卵床「イカシバ」の設置は、これまでも北さつま漁協青壮年部が取り組んでいましたが、今回の取り組みは、市の「たからのまちマネージャー事業」の海分野と山分野の連携した取り組みとして試験的に実施されました。通常、青壮年部の活動においては、イカシバには竹以外の樹木が使用されますが、今回は放置竹林に生えるコサンダケの活用が図られました。通常使用する樹木は、産卵床となる葉が長持ちするものの、イカが寄り付くのに時間がかかりますが、竹の場合は、葉が長持ちしませんが、沈めてからイカの寄り付きが早いという特徴があります。このそれぞれの特徴を生かし、一定の間隔で交互に設置することにより、イカの産卵の機会の増加を図ろうとするものです。たからのまちマネージャー上田勝彦さん(海分野)、長野麻子さん(山分野)の2人も交えて、5月1日に田代地区の放置竹林となっている土地で、地元住民と林業関係者、農政林務課職員が竹の伐採、搬出作業を行い、阿久根新港では漁協青壮年部、環境水産課職員がイカシバ製作作業を行い、翌日には作成したイカシバを海に沈める作業が行われました。この取り組みでは、放置竹林の解消、イカの水揚げの増加などが期待されています。
番所丘公園一番星キャンプ場開場セレモニー|令和6年5月5日
4月1日から、番所丘公園のお祭り広場に、車の乗り入れができるキャンプサイト「一番星キャンプ場」をオープンし、5月5日、同会場で開場セレモニーが開催されました。キャンプサイト近くには炊事場、総合管理棟にシャワー施設を設置しています。また、総合管理棟では指定管理者である株式会社日本水泳振興会によるキャンプ用品の貸し出しや販売も行っており、デイキャンプや宿泊など、気軽にお楽しみいただけます。今後さらに、区画ごとに水道や電源を設けたキャンプサイトも整備していく予定としています。


にぎわい交流館阿久根駅 10 周年記念イベント|令和6年5月3日
5月3日、にぎわい交流館阿久根駅で開館10周年を祝う記念イベントを開催しました。記念式典に先立ち、駅舎のデザインを手掛けたドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治さん、音楽家でアクネ大使を務める松本圭使さん、開館当時おれんじ鉄道代表取締役であった地方創生・ツーリズムコンサルタントの古木圭介さんの3人と西平市長による「にぎわい交流館阿久根駅のこれまで・これから」をテーマにトークセッションが行われました。その後の式典では、開館当初から定期的に音楽ライブを開催し、阿久根駅の盛り上げに尽力する松本さんに対し感謝状を贈りました。式典後は、松本さんと福森康さん(ドラム)、伊地知大輔さん(ウッドベース)によるジャズライブも行われ、10年の節目に軽快で華麗な演奏で華を添えました。
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更新日:2024年08月07日