ボンタンの新たな利活用に関する基礎研究

更新日:2021年11月22日

市では、地方創生の取組事業のひとつとして「ボンタンの新たな利活用に関する基礎研究」について、国立大学法人鹿児島大学と研究契約を締結しています。

鹿児島大学農学部食料生命科学科生分子機能学研究室に阿久根市の特産物であるボンタンの成分分析や健康機能性評価をおこなっていただき、ボンタンを果皮、果肉、薄皮、果汁、精油に分け、それぞれの成分や香りを解析した結果、ボンタンに含まれるビタミンCがレモン果汁と同程度であることやGABA(ギャバ;γ-アミノ酪酸)というストレス緩和効果を持つ成分を含んでいることが明らかになりました。

阿久根産ボンタンのことを多くの人に知ってもらうために市内のボンタン生産農家で結成された「ボンタンプロジェクト(通称:Bプロ)」が新たに開発した「ボンタンサイダー」にその研究結果が活かされています。

今後も鹿児島大学と連携し、引き続き、市の地方創生に関する取り組みを推進していきます。

ボンタンサイダーの完成を喜ぶBプロのメンバーと鹿児島大学の加治屋講師の写真

▲ボンタンサイダーの完成を喜ぶBプロのメンバーと鹿児島大学農学部食料生命科学科生分子機能学研究室の加治屋勝子講師

ボンタンサイダーの写真

▲Bプロが新たに開発した「ボンタンサイダー」

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