用語解説

更新日:2021年10月22日

行政や企業などの従来型の社会システムだけでは複雑・多様化する住民ニーズへの対応が困難になってきていることから、迅速、的確、先駆的できめ細かなサービスの供給主体としてNPOやボランティアは様々な役割を期待されています。
そのため、地域住民の一人ひとりが地域活動やボランティア・NPO活動に積極的に参加し、支えあって暮らすことのできる社会、個性や能力を発揮できる社会の実現に向けて取り組んでいくことが求められています。

協働とは?

多様な主体が、相互に特性や役割を認識し、尊重しあいながら、対等な立場で、共通の目的を達成するために協力することをいいます。
鹿児島県では、地域のさまざまな問題解決や行政サービスの提供などの場面において、行政のみではなく、地域の自治会、ボランティア、NPOなど地域社会の様々な構成員がともに協力し、支え合うことにより、県民が生涯を通じて安心して暮らしていける活力ある「共生・協働の地域社会」づくりの取組をすすめています。

  • 鹿児島県の共生・協働の地域社会づくりに関する事業については、下記リンクの鹿児島県ホームページ「共生・協働(NPOなど)」(外部サイト)をご確認ください。

NPOとは?

NPOとは英語の「Non-Profit Organization」の頭文字からとった言葉で、日本では民間非営利団体などと訳されています。
NPOに含まれる団体の範囲については狭義から広義まであり、統一されてはいませんが、福祉・環境保全・国際協力などのさまざまな社会参加活動を継続的におこなう市民活動団体ととらえるのが一般的でしょう。
NPOには、行政や企業と比べ、柔軟に対応できる、人との交流を深めることができるなどの利点があります。

  • 鹿児島県のNPO法人に関する情報については、下記リンクの鹿児島県共生・共同センターホームページ「県内のNPO法人(リンク)」(外部サイト)をご確認ください。

ボランティアとは?

ボランティア(Volunteer)とは、ラテン語のボランタス(Voluntas=自由意思)を語源にしており、自発的で自由な意思に基づく個人の非営利的な社会参加活動またはその活動をおこなう個人ととらえるのが一般的でしょう。
基本的には経済的対価を求めない自発的な活動です。ボランティアは、生活に身近なところから誰でも始めることが可能であり、活動を通じて人とのつながりを生み出す、喜びや充実感を与えるなどの利点があります。
阪神・淡路大震災が発生した平成7年にその機動的で多彩な取組みが注目されてから、国民のボランティアへの関心が高まり、ボランティアは、個人のボランティアだけでなくボランティア団体などの組織化された活動も広がりつつあります。

  • ボランティア活動事例や活動の心得・機材貸し出し情報などについては、下記リンクの鹿児島県社会福祉協議会ホームページ「ボランティアセンター案内」(外部サイト)をご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先

企画推進課 地域振興係
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐73‐1215
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