五種混合
五種混合ワクチンはジフテリア、破傷風、百日せき、ポリオ、Hib感染症を予防するワクチンです。
ジフテリアは、発熱やのどの腫れなどを引き起こし、重症化した場合は心筋炎や神経麻痺を引き起こします。5歳以下の子がかかった場合は、最大20%の人が亡くなるといわれています。
破傷風は、土の中にいる菌が傷口から人の体内に入ることにより感染し、筋肉のけいれんを引き起こします。治療が遅れると死に至ることもある病気です。
百日せきは、風邪のような症状ではじまり、次第にせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的に咳き込むようになります。乳幼児はせきで呼吸ができず、唇が青くなったり、けいれんが起きることがあります。
ポリオは、軽症なら風邪のような症状で済みますが、重症になると手足の麻痺が起こります。
Hib感染症は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症のほか、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症を起こす乳幼児の重篤な病気です。
対象者
生後2か月~7歳6か月未満の子
標準的な接種期間
初回接種は、生後2か月から開始。追加接種は、初回終了後6か月から18か月までの間隔を空けてください。
接種回数
接種回数:4回(初回3回、追加1回)
- 2回目の接種は、1回目から20日以上56日未満の間隔を空けてください。
- 3回目の接種は、2回目から20日以上56日未満の間隔を空けてください。
- 追加接種は、3回目から6か月以上18か月未満の間隔を空けてください。
予診票送付・配布時期
生後1か月に達する月の月末ごろに送付します。
実施医療機関
予防接種を希望する日の10日以上前に医療機関に予約してください。医療機関によって実施できる曜日・時間帯を定めている場合があります。
出水地区以外でも受けられる医療機関がありますので、保健予防係にお尋ねください。
令和6年度 定期予防接種実施協力医療機関 (PDFファイル: 345.0KB)
関連情報
- この記事に関するお問い合わせ先
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こども保健課 保健予防係
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐73‐1228
ファックス:0996‐73‐0297
更新日:2024年05月20日