認知症とは

更新日:2021年03月08日

認知症とは、脳の細胞に異変が起きて働きが悪くなり日常生活が困難になる病気です。現在、85歳以上の4人に1人は認知症の症状があるといわれています。高齢者数の増加により、今後ますます認知症高齢者も増加する見込みです。

認知症は、早期発見・早期治療が大事です。認知症セルフチェック(下記リンクをご覧ください)でチェックしてみましょう。

「普通のもの忘れ」と「認知症のもの忘れ」の違い

「普通のもの忘れ」は日常生活に支障がありません

  • 体験や出来事の一部を忘れるが、体験のほかの記憶から忘れた部分を思い出すことができる。
  • 物忘れをしたという自覚がある。
  • 時間や場所、人物まで分からなくなることはない。

「認知症のもの忘れ」は日常生活に支障が出ます

  • 体験や出来事の全体を丸ごと忘れるので、ヒントがあっても思い出すことが困難になります。
  • 物忘れをしたという自覚に乏しい。
  • 時間や場所、人物などが分からなくなることがある。

認知症を引き起こす3つの原因

アルツハイマー型認知症

脳の神経細胞にタンパク質のごみがたまって細胞が破壊され、脳が委縮する病気です。

脳血管性認知症

脳梗塞などの脳血管疾患のために脳神経細胞の働きが低下したり、死滅することにより発症します。

レビー小体型認知症

レビー小体と呼ばれる異常なタンパク質が脳内の神経細胞にたまる病気です。

なぜ早期発見・早期治療が大事なの?

治る病気や一時的な症状の場合もある

脳腫瘍やホルモン異常などの場合もあり、これらの病気は治療で良くなります。薬の不適切な使用が原因で認知症のような症状が出る場合も多く、薬の調整で回復する場合もありますので早期受診がとても大事になります。

早い時期に受診するメリット

完治することは難しいですが、薬で進行を遅らせることができ、早く治療を開始すると健康な時間を長く過ごすことができます。病気が理解できるときに受診し、少しずつ理解を深めていけば生活上の障害を軽減させることも可能です。

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担当 阿久根市地域包括支援センター
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