阿久根ハンヤ節
夏祭りやひな女祭りなど阿久根各所で踊られる「ハンヤ節踊り」で歌われるこの歌は、阿久根を代表する民謡です。もともとは奄美の「六調(ろくちょう)」を元に、船乗り達により阿久根・牛深に運ばれて「ハンヤ節」を形づくり、船乗りにより全国各所で地域によって形を変え広がったと考えられています。
- はんやエー
はんやはんやで半年しや暮れたナ 後の半年しやサーマねて暮らせヨ
「今来たにせどんよかにせどん 相談掛けたらハッテコそなにせどん」
- はんやエー
はんやはんやで今朝出した船はナ 何処の港にサーマ着いたやらナ
「どっからからな鹿児島からな 使けもやらぬによう来た様じゃ」
- はんやエー
はんやここの座敷は祝いの座敷よナ 黄金花咲くサーマ金が成るヨ
「ツワの煮シメと太鼓三味線かるて 好きなおまんさーと山登り」
- はんやエー
踊り踊るなら三○まで踊れヨ 三○越ゆればサーマ子が踊る
「ちゃんちゃん茶釜のふたとる間もない 想うたにせどんの柚引く間もない」
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更新日:2021年03月08日