(趣旨)

第1条　この要綱は、阿久根市空き家バンク実施要綱(平成30年阿久根市告示第86号。以下「実施要綱」という。)に定める空き家バンク登録台帳に登録された物件(以下「登録物件」という。)の売買又は賃貸借に関する契約(以下「契約等」という。)が締結された場合に、登録物件の所有者等又は入居者に対し、予算の範囲内において阿久根市空き家バンク家財処分等補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、阿久根市補助金等交付規則(平成19年阿久根市規則第13号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱における用語の意義は、実施要綱第2条の規定に定めるところによる。

(補助対象事業等)

第3条　補助対象事業、補助対象者、補助対象経費及び補助金の額は、別表のとおりとする。

(補助金の交付申請)

第4条　補助金の交付を受けようとする者は、阿久根市空き家バンク家財処分等補助金交付申請書(別記第1号様式)に、次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(補助金の交付の決定)

第5条　市長は、前条の申請書の提出があったときは、その内容を審査し、適当であると認めたときは、補助金の交付を決定し、阿久根市空き家バンク家財処分等補助金交付決定通知書(別記第2号様式)により、当該申請書を提出した者に通知するものとする。

(補助対象事業の変更等)

第6条　前条の規定による交付決定通知を受けた者(以下「交付決定者」という。)は、当該交付決定を受けた補助対象事業の内容を変更、中止又は廃止しようとするときは、阿久根市空き家バンク家財処分等補助事業(中止・廃止)承認申請書(別記第3号様式)に次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(完了報告)

第7条　交付決定者は、家財の処分及び搬出が完了したときは、速やかに阿久根市空き家バンク家財処分等補助事業完了報告書(別記第6号様式)に次に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。

(補助金の額の確定)

第8条　市長は、前条の報告書の提出があったときは、その内容を審査し、適当であると認めたときは、交付すべき補助金の額を確定し、阿久根市空き家バンク家財処分等補助金交付確定通知書(別記第7号様式)により、当該報告書を提出した者に通知するものとする。

(補助金の交付請求)

第9条　前条の規定による通知を受けた者は、補助金を請求しようとするときは、阿久根市空き家バンク家財処分等補助金交付請求書(別記第8号様式)を市長に提出しなければならない。

(補助金の交付決定の取消し又は返還)

第10条　市長は、補助対象者が次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の交付決定を取り消し、既に交付した補助金の全部又は一部の返還を求めることができる。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項については、市長が別に定める。