○阿久根市地域振興基金条例
平成20年3月6日
条例第5号
(設置)
第1条 本市の地域振興のための事業の経費に充てるため、阿久根市地域振興基金(以下「基金」という。)を設置する。
(基金の額)
第2条 基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定める額とする。
(管理)
第3条 基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。
2 基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる。
(運用益金の処理)
第4条 基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して、この基金に編入するものとする。
(繰替運用)
第5条 市長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。
(処分)
第6条 基金は、地域振興に資すると認められる次の各号のいずれかの事業の経費に充てる場合に限り、その全部又は一部を処分することができる。
(1) 産業の振興に関する事業
(2) 地域安全、地域コミュニティの充実及び環境の保全に関する事業
(3) 健康の増進、福祉の向上及び教育の振興に関する事業
(4) その他地域振興を図るため市長が特に必要があると認める事業
2 市長は、前項の規定にかかわらず、基金に属する現金の保管先である金融機関に保険事故(預金保険法(昭和46年法律第34号)第49条第2項に規定する保険事故をいう。)が発生したときは、当該金融機関が保有する市債の償還財源として基金の全部又は一部を処分することができる。
(委任)
第7条 この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附則
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成29年3月条例第9号)
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例の施行の際現に積み立てられている市有施設整備基金及び地域振興基金は、改正後の阿久根市有施設整備基金条例及び改正後の阿久根市地域振興基金条例によりそれぞれ積み立てられた基金とみなす。