新型コロナウイルスワクチンの小児接種について

更新日:2022年09月26日

5歳から11歳の子どもが新型コロナウイルス感染症に感染した場合の中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株の流行に伴い、新規感染者が増加する中で、重症に至る症例数が増加傾向にあることが報告されています。市では、希望するかたが接種を受けられるよう次のとおり接種をおこないます。

はじめに

ワクチン接種は強制ではありません。接種を受けるお子さまと保護者のかたの同意がある場合に限り、接種をおこないます。接種による効果と副反応のリスクの双方について、お子さまと一緒にご検討ください。

接種の対象

5歳から11歳のかた

注意:国は特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクが高い基礎疾患があるかたに、接種をおすすめしています。日本小児科学会では、重症化リスクが高い疾患の一覧表などを公表しています。接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医とよく相談してください。

接種を受けられる期間

令和5年3月31日(金曜日)まで(予定)

接種の費用

無料です。

使用するワクチンと回数・間隔など

使用するワクチンと回数・間隔などの詳細
区分 使用ワクチン 接種回数 接種間隔 接種対象年齢
1・2回目接種 ファイザー社製小児用ワクチン 2回 3週間 1回目の接種日に5歳~11歳
3回目接種 ファイザー社製小児用ワクチン 1回 2回目接種から5か月以上 3回目の接種日に5歳~11歳
  •  注意1:1回目の接種日時点で11歳であって小児用ワクチンの接種を受けた場合は、2回目の接種日までに12歳に到達する場合でも、2回目の接種も小児用ワクチンの接種を受けてください。
  • 注意2:2回目の接種日時点で11歳であって小児用ワクチンの接種を受け、3回目の接種日までに12歳に到達する場合は、3回目の接種は、ファイザー社の12歳以上に使用する大人用ワクチンで接種を受けてください。
  • 注意3:インフルエンザワクチンは、このワクチンと同じ日に接種を受けることができます。インフルエンザ以外のワクチンの接種を受ける場合は、前後2週間の間隔を空けてください。

接種ができる医療機関

次の医療機関で接種を受けることができます。

医療機関一覧
医療機関名 住所
しみずこども医院 阿久根市赤瀬川3880番地3
  • 注意1:阿久根市に住民票があって、市外の医療機関で接種を希望する場合は、その医療機関がある市町村にお問い合わせください。
  • 注意2:しみずこども医院では、このワクチン以外に通常診療なども実施していますので、予約時間どおりに接種ができない場合があります。お待ちいただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。

接種券の発送・接種の予約方法

接種券の発送

接種券の発送時期の詳細
区分 発送時期
1・2回目接種用の接種券 令和4年3月17日(木曜日)から順次発送
3回目接種用の接種券 2回目接種の完了から5か月を目安に順次発送

接種の予約方法

予約の方法は「ウェブ予約」「電話予約(市コールセンター)」の2つです。接種を受けるには必ず予約が必要です。お手元に接種券を準備したうえで予約してください。

注意:接種の予約は、市で受け付けます。医療機関への予約に関するお電話はお控えください。

ウェブ予約

次のサイトから予約してください。

次のQRコードからもアクセスできます。

阿久根市ワクチン接種web予約 QRコード

電話予約(市コールセンター)

次の連絡先までお電話ください。

【阿久根市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター】
   
電話番号:0996-79-3007
   受付時間:平日の午前9時から午後5時まで

注意:予約状況の確認などにお時間をいただくことがありますので、電話がつながりにくいことが予想されます。あらかじめご了承ください。

当日の持ちもの

  • 接種券
  • 新型コロナワクチンの予診票(事前に太枠内を記入してください)
  • おくすり手帳
  • 母子手帳
  • 本人確認書類(お子さまの健康保険証、マイナンバーカードなどをお持ちください)

小児接種に関するQ&A

小児接種に関するQ&A
No 質問 回答
1 なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。 小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有するなど、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
2 なぜ小児(5~11歳)の接種に「努力義務」が適用されるようになったのですか。 小児の接種について、オミクロン株流行下での一定の科学的知見が得られたことから、小児についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされました。ただし、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
3 小児(5~11歳)の接種では、どのような効果がありますか。 ファイザー社のワクチンは、5~11歳の小児においても、デルタ株などに対して、中和抗体価の上昇や発症予防効果が確認されています。オミクロン株に対しても、感染予防効果が期待されています。
4 接種する量や回数は成人と同じですか。 5~11歳で接種する有効成分の量は、12歳以上で接種する量の3分の1になります。接種回数は12歳以上と同様、3週間の間隔で2回接種します。
5 小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。 12歳以上のかたと同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱など、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
6 子どもがワクチン接種後に発熱しました。対応は成人の場合と同じで良いでしょうか。 成人の場合と同様です。ワクチン接種後の発熱に対しては、日本小児科学会より、発熱の程度に応じて解熱鎮痛薬を使用できることが示されています。ご不安な場合は都道府県の相談窓口や、かかりつけ医にご相談ください。
7 接種した当日や翌日は学校(幼稚園を含む)などを休んでも大丈夫でしょうか。 ワクチン接種や、その後の副反応などで学校などを休む場合は、欠席としないなど柔軟な取り扱いが可能とされています。出欠の取り扱いについては、まずは、子どもが通う学校などにご相談ください。
8 接種後に子どもが副反応などで体調を崩した場合、保護者は仕事を休んでも大丈夫でしょうか。 企業によっては、このような場合に活用できる休暇制度を設けている場合があります。小学校就学前であれば、育児・介護休業法における子の看護休暇の取得を申し出ることも考えられます。また、年次有給休暇の利用目的は限定されていません。子どもへのワクチン接種などのため仕事を休む必要があると考えられる場合は、あらかじめ、職場によく相談しておくことをお勧めします。
9 基礎疾患があっても接種して大丈夫でしょうか。 基礎疾患がある子どもなど、特に重症化リスクの高いかたには接種をお勧めしています。かかりつけ医とよく相談しながら、接種をご検討ください。

【出典】 厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A

上記以外の情報については、次の「新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省のサイト)」をご参照ください。

国の関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

阿久根市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
〒899‐1696 鹿児島県阿久根市鶴見町200番地
電話番号:0996‐79‐3007
ファックス:0996‐73‐0297